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令和7年6月5日
南海放送 引用
愛媛県松山市内の障がい者施設に通う20代の女性に暴行を加えたとして、施設の職員2人が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、松山市内の障がい者施設の職員 A容疑者(38)とB容疑者(55)です。
警察などによりますと2人は4月、施設内で利用者の女性(20代)の首を手でつかんで床に押し倒し、さすまたで押さえつけるなどの暴行を加えたほか、叩くなどした疑いがもたれています。
警察は施設を監督する松山市から「施設の職員が利用者に暴力をふるった事案を認知し調査した結果、暴行の事実を確認している」などと通報を受け、捜査を行っていました。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めていてB容疑者は「注意をするために暴力をふるった」と供述しているということです。
施設の運営法人によりますと、女性の行動を注意しようとB容疑者がA容疑者のいる職員室に女性を連れていき、暴行に及んだということです。
犯行当時、職員室にいたのは容疑者2人と女性の3人だけでした。
その後、別の職員が女性の異変に気付き防犯カメラを確認したところ、犯行の事実が確認できたということです。
施設で全ての職員に聞き取りを行った結果、同様の問題は確認されなかったということで、今後、研修を行うなどして再発防止に努めていくとしています。
警察は、余罪や動機などについて詳しく調べています。
令和7年6月4日
NHK 引用
ことし4月、松山市内の障害者施設で利用者の20代の女性の首をつかんで押し倒し、さすまたで床に押さえつけるなどの暴行を加えたとして、施設の職員2人が逮捕されました。
調べに対し、「注意するために暴力を振るった」などと認めているということです。
逮捕されたのは、松山市内にある障害者施設の職員で、いずれも愛媛県に住むA容疑者(38)とB容疑者(55)の2人です。
警察の調べによりますと、2人は、ことし4月、利用者の20代の女性の首をつかんで押し倒した上で、さすまたで床に押さえつけたり、たたいたりしとして、暴行の疑いが持たれています。
当時、施設には別の職員や利用者もいましたが、女性を別室に連れて行き、2人で暴行を加えていたとみられるということです。
女性にけがはありませんでしたが、家族から被害届を受理した警察が施設関係者への聞き取りなど進めて、4日、2人を逮捕しました。
調べに対していずれも容疑を認めていて、このうちB容疑者は、「女性に注意するために暴力をふるった」と供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
【障害者施設の運営法人が謝罪】
職員が逮捕されたことを受けて、障害者施設の運営法人が取材に応じ、「大変、申し訳ないことをした。職員の虐待防止の意識を徹底させる」と謝罪しました。
障害者施設の運営法人によりますと、施設は18歳以上の障害者を対象に介護事業や就労支援を行っていて現在、およそ40人の利用者が通所しているということです。
4月25日、被害者の女性の様子に違和感を感じたため、責任者が施設内の防犯カメラを確認したところ、暴行の様子が映っていたということです。
2人の職員は、およそ10年ほどの勤務のなかで利用者とのトラブルなどはなく、勤務態度にも問題はなかったということです。
施設の聞き取りに対しA容疑者は「ふだんの利用者との関係性の中で、ふざけてやってしまったが反省している」と話していたということです。
またB容疑者は「一緒の場にいたので本来は止めるべきだった」と話していたということです。
施設は、被害者の家族に経緯の説明と謝罪をしていて、現在、再び女性は、通所しているということです。
運営法人の責任者は、「本人は大変辛かったと思うし大変申し訳ないことをした。職員と利用者の距離が近くフレンドリーなところが施設の良い点でもあったが度が過ぎてしまった。現場の職員の虐待防止の意識を徹底させていきたい」と話しています。