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令和2年6月30日
NHK 関西 NEWS WEB 引用
高齢男性の成年後見人を務めていた弁護士の男が、男性が亡くなった際に、残した預金4000万円余りを着服したとして逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪・北区にある「川窪総合法律事務所」の弁護士、川窪容疑者(74)です。
警察によりますと、川窪弁護士は大阪市内の70代の男性の成年後見人を務めていましたが、男性が亡くなったあとのおととし、口座に残っていたおよそ4200万円を、自分名義の口座に移して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
川窪弁護士は遺産の管理を任されていましたが、男性の妻が預金の引き渡しを求めても応じなかったことから、別の弁護士に依頼して調べたところ着服が分かったということです。
調べに対して容疑を認め、「月々の必要な支払いや生活費に使った」などと供述しているということで、警察はほかにも着服した遺産がないか、詳しく調べています。