遺言書の必要性と書き方、相続、認知症問題のご相談を通じて、適切な財産管理と、亡くなった後の財産を巡る紛争を未然に防ぐための、情報提供を目的としています。

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介護施設職員などが高齢者虐待 昨年度739件 過去最多 厚労省

令和4年12月23日
NHK 引用

 

高齢者が介護施設の職員などから受けた虐待の数が、昨年度、統計をとり始めてから最も多くなったことが分かりました。

 

厚生労働省が全国の自治体を通じて、高齢者が介護施設の職員やホームヘルパーなどから受けた虐待について調査したところ、昨年度739件と、前の年度から144件増え、過去最多となりました。

 

また、相談・通報の件数もこれまでで最も多い2390件となっています。

 

虐待が起きた要因としては、複数回答で、
▽「教育・知識・介護技術などに関する問題」が最も多く56%、
次いで
▽「職員のストレスや感情コントロールの問題」が23%、
▽「組織風土や職員間の関係の悪さ、管理体制など」が22%となっています。

 

また、虐待が認められた施設や事業所のおよそ2割にあたる146件で過去にも虐待が確認されていて、再発防止に向けた取り組みが課題となっています。

 

一方で、家庭内での家族や親族などによる虐待は1万6426件と、2年ぶりに減少したものの、介護疲れによって家族を殺害したり心中したりする、いわゆる「介護殺人」などで死亡した高齢者は37人と、過去最も多くなりました。

 

厚生労働省は、虐待防止に向けた対策として、積極的な相談や通報を促しているほか、施設での職員研修の実施や対策会議の設置などを求めていて、再来年の4月からはこれらを義務づける方針です。

 

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