遺言書の必要性と書き方、相続、認知症問題のご相談を通じて、適切な財産管理と、亡くなった後の財産を巡る紛争を未然に防ぐための、情報提供を目的としています。

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介護施設で90代男性「職員から虐待」 市が改善勧告(愛媛)

食事を十分与えず…介護施設で入所者を繰り返し虐待 親族が管理者らの告訴検討【愛媛】

令和5年11月16日
南海放送 引用

 

愛媛県新居浜市内の介護施設に入所していた高齢男性が、管理者らから繰り返し虐待を受けていたとして16日、男性の親族らが記者会見を開きました。

 

親族らは管理者らの告訴や施設への損害賠償を検討しています。

 

男性の親族:
「私からしたら施設ぐるみの虐待としか思えません」

 

親族と弁護士によりますと、2022年12月に新居浜市西の土居町のグループホーム「はなれ茶屋」に入所した90代の男性は、食事を十分に与えられず部屋の前に机や衝立を置いて自由に行動できないようにされるなど、管理者と職員から日常的・継続的に虐待を受けていたとしています。

 

5月に施設内で倒れ心肺停止状態になった際、医師から極度に痩せていることなどを指摘され、親族が新居浜市に相談。

 

市は立ち入り調査を実施し施設の運営会社に改善勧告を出していて、運営会社は、市に対しすでに改善報告書を提出しているということです。

 

「はなれ茶屋」の担当者は、南海放送の取材に対し「責任者が不在のため対応できない」としています。

 

男性の親族は虐待に関わった疑いのある管理者と職員の告訴や、施設への損害賠償を検討しています。

 

「殺された気持ち」新居浜の介護施設で90代男性「職員から虐待」市が改善勧告【愛媛】

令和5年11月16日
テレビ愛媛 引用

 

愛媛県新居浜市の介護施設で、入所していた90代の男性が職員から日常的に虐待を受けていたとして、親族が16日に会見を開き悔しさを訴えました。

 

男性の親族:
「信頼してお預けしてたので、本当に私としては『殺されよったな』と言う気持ちでいっぱいです」

 

会見を開いたのは、新居浜市西の土居町のグループホーム「はなれ茶屋」に入所していた90代の男性の親族と弁護士です。

 

親族によりますと男性は去年12月に入所。今年3月から言動が荒々しくなったほか、窓から飛び降りようとするなどの行動が見られるようになり、親族が薬を減らすよう施設に申し出ました。

 

しかしその後も6種類の向精神薬や睡眠導入剤を飲まされ続けたほか、布団もない部屋に閉じ込められたり、職員の大声で怯えさせらたりして虐待を受けたとしています。

 

今年5月15日には、男性がシャワー中に意識が朦朧になって心肺停止状態で救急搬送され、一命は取り留めたものの、検査で重い貧血状態と栄養状態が悪かったことが判明しました。

 

体重は7キロほど減り患っていた認知症も進んでいて、4日後に施設を退所。現在はほかの施設で問題なく過ごしているということです。

 

新居浜市は親族からの相談を受け、この施設を調査し改善勧告を7月に出しました。

 

男性の親族:
「私からしたら施設ぐるみの虐待としか思えません」

 

施設を運営する「お茶屋の里」は問題を調査し内容を整理しているとしていて、男性の親族は施設と虐待したとされる職員に対し、刑事と民事の告訴を検討しています。

 

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